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■セラミックと天然鉱石の違い |
天然鉱石は、その名のとおり使いやすい大きさに割ることと玉石に加工すること以外は手を加えていません。 セラミックは、その天然鉱石を粉砕したパウダーまたは原料物質をセラミック基材と混ぜて成形(造粒)して焼結します。 では、その違いは? 天然鉱石 ・鉱石である以上、高低はあるものの遠赤外線を放射しています。 ・セラミック製品より安価な商品が多い。 同じ金額で大量に使えます。 ・天然由来ゆえに、品質は不均一です。 同じ鉱山の同じ層から採石したものでも品質は違います。 ・機能寿命が判りにくい。 セラミック ・遠赤外線は遠赤外線セラミックボールだけではなく、高低はあるものの遠赤外線を放射しています。 ・ボール形状は360℃放射に優れており、形態としても強度を保てる形状です。 機能性を損なわない形に加工してあります。 ・トン単位でセラミック基材と原料を混ぜるため、品質は均一性が保てます。 ・機能寿命が把握しやすい。 |
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■セラミックにするほうが良いもの と 鉱石のままでよいもの |
ラジウム・ラドン |
多くの場合、ラドンを多く含んだ鉱石は、鉱石のままでお使い頂いた方が本来の機能性を損ないません。 機能をそのまま、または近い形で実現したいので、セラミック&鉱石本舗でセラミック化に挑戦しています。 未だに挑戦中です。 いつかはきっと。 「出来た」と思うと、もっと良さそうな素材が見つかり、また挑戦!! |
一般的にトロンが多い鉱石は、セラミックにしても機能性は損なわれませんので、セラミックのほうが使い勝手がよいです。 |
ゲルマニウム |
有機ゲルマニウム(Ge132)は、原料が化学物質なので、セラミックにするか、そのまま使うかは用途次第です。 |
無機ゲルマニウム(GeO2)は、天然鉱石を粉砕してセラミックボールにするものと、化学物質としてのGeO2を原料としてセラミックボールにするものの2製品があります。 品質の安定性から見て、化学物質としてのGeO2を原料とするもののほうが優れていることが多いと思います。 天然鉱石から製造された製品は、PPMという単位でゲルマニウム含有量を表し、化学物質を原料とするものは、%で表示されることが多いです。 それは、ゲルマニウム(GeO2)の割合と他の混ぜものに依存するためです。 |
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医王石・麦飯石など |
これらは、天然鉱石があって始めてセラミック加工ができるので、天然鉱石に頼らざるおえません。 |
溶岩 |
「溶岩は天然鉱物であり、溶岩は溶岩のまま使用されるほうが経済的で、機能も優れています。」と以前から申し上げていましたが天然鉱物特有の成分のバラツキを解消するために、溶岩を多孔質のセラミックボールに仕上げた製品を発売しました。 天然鉱石派もセラミックボール派も、溶岩については満足のいく製品です。 2016/08/31現在、溶岩でのセラミックボールはございません。 |
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■多孔質とは |
「多孔質」とは、鉱石やセラミックに無数の極小の孔が開いているものを言います。 冷蔵庫に入れる活性炭を思い出していただければ、ご理解いただけると思います。 活性炭は、表面から中心部まで、無数の穴があり、1粒の活性炭でも、その表面積は体積の何千倍もあります。 その特性を活かして、消臭や老廃物を吸着する働きがあります。 鉱石では、麦飯石、医王石などは原石から多孔質です。 「このセラミックは吸水性が高い。」と書かれているものは、多孔質と思っていただいて間違いありません。 それを受けて、セラミックでも、原石の機能を受け継ぐ形で麦飯石セラミックボール、医王石セラミックボールも多孔質になっています。 多孔質は、「ポーラス」または「ポーラス状」と表現されることもあります。 多孔質ではなく、多幸質のほうがぴったり来るのですが。 |
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■セラミックボールの直径について |
セラミックボールは工業製品でございますが、製造工程でミキサーで混ぜながら製造いたします。 また、萩焼きや備前焼の焼き物と同じ原理で、焼成により縮小いたします。 それを計算しながら焼成いたしますが、中々想い通りの大きさに揃いません。 その際、0.5ミリ単位の誤差が生じます。 0.5ミリ単位の誤差と、変形はご容赦願います。 最初の頃、私自身が「不揃いである」とカンカンに怒っていました。 しかし、これも「景色」と割り切れるようになりました。 完成品の直径が小さいものほど誤差が大きく、大きいものほど誤差が出にくいです。 |
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■鉱石 原石の大きさについて |
天然鉱石を砕く際に、その鉱石の弱い部分から割れる性質があります。 縦に割れずに横にしか割れないものもあります。 とても、工業製品のようなミリ単位の精度で割れませんので、その点、予めご了承願います。 脆い鉱石は砕いた面から、お使い頂いている間に角から崩れる場合があります。 無選別とは 採掘した鉱石の大きさのまま、または、使いやすい大きさに破砕して大小混ざった状態を言います。 |
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■ラジウムを含有する製品について |
一口にラジウムと申しましても、トリウム系列のラジウム(以下"224Ra"と記述)とウラン系列のラジウム(以下"226Ra"と記述)があります。(実際は少し違いますが、判りやすく表現しています。) ラドンが発見されたときには、ラドンもトロンも区別されていませんでした。 224Raは、時間経過とともにトロン(以下"220Rn"と記述)という気体になります。 226Raは、時間経過とともにラドン(以下"222Rn"と記述)という気体になります。 一般に放射線が強いのは220Rnを多く含むトリウム系列のラジウムセラミック、鉱石です。 ラドン濃度が高いのは222Rnを多く含むウラン系列のラジウムセラミック、鉱石です。 低線量放射線ホルミシス効果の視点から見て、 外部被浴は、220Rnを選択します。 内部被浴は、222Rnを選択します。 現在、低線量領域における放射線ホルミシス効果は、LNT(しきい値無し直線仮説)を唱える研究者と、放射線ホルミシス効果(しきい値あり仮説)は存在すると唱える研究者の間で大論争中で、証明するエビデンスがなく科学的には「わからない」という状態です。 220Rnの方がいい・・・という論拠 元カナダ原子力学会委員長は、「放射線ホルミシスにラドンは不要」と発言されています。 東北大学 医学部でのX線全身照射は、ラドンは発生していません。 222Rnの方がいい・・・という論拠 オーストリアやドイツのラドン治療坑道は、その効果にラドン濃度が大きく関わっています。 ※実際、2007年に現地に行ってまいりましたが、放射線量も半端な数字ではありませんでした。 三朝温泉地区や玉川温泉地区では、高いラドン濃度が、その湯治に役立っています。 台湾のマンションでコバルト60を建材に混じったまま使用して、結果、他のマンションよりも発病率が低かった。 |
ウラン鉱石の人形石 独立行政法人 日本原子力研究開発機構 人形峠環境技術センターの展示物 (商品ではありません。) |
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■ゲルマニウムの製品について |
ゲルマニウムは、32.5℃以上の温度になって、はじめて半導体の性質を帯びます。 ですから、ゲルマニウムを使用するときは、32.5℃以上の温度にゲルマニウムセラミックや鉱石に熱が加わらなければ、意味がありません。 熊川温泉(佐賀県)、郷緑温泉(岡山県)やぬる湯温泉(福島県)は低い泉温で気持ちのいい温泉ですが、一般的に温泉で泉温32.5℃といえば、確実に加温しなければお客さんからクレームが付く温度で、体温が32.5℃といえば、意識が混濁する体温ですから、心配は無用なのでしょうが、一応 老婆心から。 |
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■メンテナンス方法 |
いづれの場合も、特別なお手入れが必要な場合または、特殊なお手入れが必要な場合は、ご購入時にその旨の説明をした注意書きを同封いたします。 |
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■サンプル出荷について |
サンプル出荷をしないために、インターネットで少量販売を始めました。 原則として、元々の考え方とは本末転倒となるため、サンプル出荷は致しません。 |
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■セラミックボールの加工について |
既存のセラミックボールを半円や穴あけするのではなく、半円や穴あけは、その金型を作って成形するほうが楽で経費的にもお安くなります。 弊社では、既存のセラミックボールを半円に切断することや、セラミックボールにブレスレットやネックレスにするために穴を開けることはしておりません。 |
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■ホームページ上の表記について |
セラミック |
本来「セラミック」はセラミックスとするほうが正しいのですが、一般的に「セラミック」と呼ばれているので、本ホームページでは「セラミック」に統一いたします。 |
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波動 |
「波長」といえば、光の波長や電磁波の波長などは、機器を使えば見えます。 赤色の光は666nmだったかな。 光触媒の開発に関わっていた時に泣かされた。 人間の細胞や、その中のミトコンドリアなどは、それぞれ特有の波長を持っています。 と言われると腑に落ちる。 しかし、「波動」というのは、理解出来ない。 「波動がいいので、あなたのガンが治ります。」と高らかに謳われる。 では、波動とは、どんな原理で、何を測っているのか? と、質問すると腑に落ちる説明を一度も聞いたことが無い。 落語の噺の中で、褒めるところが無い人に向かって「あなた 様子がいいね。」と言うのと、意味的には同じかな。 それとも、現在の科学のレベルが低いのか? 科学の進展を待つしかないのか? 弊社は「波動」と言われても、まったく理解できていません。 *「波動」は現代科学では捉えられない波長域や気功などで仮に波動があるとすると現象の説明が付くようになる場合などで使われています。 気功は結果だけみていると何かあるのだろうな。 とは思いますが私などは実際のところ説明することができません。 |
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マイナスイオン |
マイナスイオンは科学的な定義もなく同定もされていませんので、2006年4月より、品質基準から外させて頂きました。 2005年夏ごろまで、「静置状態でマイナスイオンが1CC当たり10000個発生」などとはしゃいでいました。 弊社はマイナスイオン測定器も持っています。 温泉にいって、女将さんにばれない様にマイナスイオン測定器でそ~と浴室や源泉のマイナスイオン値を測っていました。 翌朝、チェックアウト時に女将さんから「どれぐらいの数字でしたか?」と聞かれて、照れ笑いしながらコーヒーをご馳走になりながら、40分ほど話し込んだ記憶があります。 信州 戸倉上山田温泉 小石の湯 正明館さん。 人柄、温泉の質。 最高・・・。 罪滅ぼしに宣伝しときました。女将さん。 とにかく、マイナスイオンは思い出話のネタだけに留めております。 |
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水クラスター |
水分子の水素結合したものをクラスターと呼び、クラスターの大きさが小さいほうが良い。 という理論です。 正式には「核磁気共鳴(O-NMR)半値幅指標によるクラスター説」です。 しかしながら、半値幅指標がクラスターの大きさとの関連性がないと証明されてしまいました。 実際にラジウムセラミックボールを水に反応させると、半値幅が変化します。 しかし、原論が否定されてしまっては、クラスターの大小では説明がつきません。 ので、2017/10/27に、ラジウムセラミックボールのクラスターによる説明も削除されていただきました。 |
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定量分析結果について |
「御社のラジウムセラミックボール の以下の定量分析値ですが、そこに、ラジウムあるいはラジウムの化合物が検出されないのはなぜですか?」とご質問を頂きました。 定量分析値 二酸化珪素(%) 51.5 アルミナ(%) 13.0 酸化鉄(%) 0.38 酸化チタン(%) 0.44 酸化カルシウム(%) 0.40 酸化マグネシウム(%) 0.41 酸化カリウム(%) 2.40 酸化ナトリウム(%) 0.90 Ig.Loss(%) 0.12 それに対する回答が以下のとおりです。 そもそも、ラジウムあるいはラジウムの化合物が検出対象項目の定量分析ではありません。 一般的な陶磁器の取引に使用される定量分析項目です。 ラジウムあるいはラジウムの化合物の質量の定量検出は、陶磁器の取引にとって必要がありません。 数値は、公的な施設で計測されたものです。 |
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岩盤浴 |
岩盤浴は、秋田県玉川温泉が発祥とされている入浴法の一つ。 地熱による温熱で熱せされた岩盤に、ござを引いて寝転びます。 また、玉川温泉の岩盤浴では、微量放射泉の影響によりホルミシス効果(仮説)が付加されます。 厳密な意味での岩盤浴は、温熱による熱刺激と微量放射線による活性効果の相互作用のあるものと言えます。 では一般論としての「岩盤浴」とは陶板や天然鉱石のプレートを引いて、人工的に作られた岩盤浴施設も、すでに認知されて「岩盤浴に行く」といえば、そこで岩盤浴ができるので、文化として認知されていれば目くじら立てるべきではないと思います。 |
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■このページでも、珍しい鉱石をご紹介 |
何かと話題の玉川温泉の北投石(昭和27年の天然記念物指定前のもの) |
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■鉱石の次はセラミックボールをご紹介 |
オーストリア産ラジウム鉱石を原料に無機顔料で色を付けたセラミックボール。 ラジウム鉱石原料率は、顔料を除けば、ほぼ100%。 焼成方法は備前焼や丹波焼でお馴染みの「焼き締め」。 そのまま鉱石として使えばいいのに贅沢なセラミックボールです。 勿体無い。 セラミック&鉱石本舗の作ではありません。 友人作。 |
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■ちょっと違った視座の写真 |
室生龍穴神社 ご神体(奈良県宇陀市) |
室生龍穴神社 ご神体(奈良県宇陀市) 日本には岩をご神体とする神社が各地にあります。 訪ね歩くのも楽しいもの。 |
他の日本の岩と石の話です。 |
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長々とお読みいただきありがとうごさいました。 |
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