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ハイルシュトーレン ラドン治療坑道 2日目(2007年02月09日)
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ハイルシュトーレン ラドン治療坑道 2日目(2007年02月09日) |
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●概要 診察券((kurkarte※)を提出⇒レンタルのバスローブ等を受け取る⇒入浴着に着替⇒確認と説明を受ける(1階のミーティングルーム)⇒坑道内用ベッドのシーツを受け取る⇒トロッコ列車乗車⇒所定の坑道で下車⇒坑道浴⇒医師のメディカルチェック⇒迎えに来たトロッコ列車に乗車⇒元の乗車駅で下車⇒坑道内用ベッドのシーツを返却⇒休憩室で30分休憩⇒私服に着替え⇒レンタルのバスローブ等を返却・診察券を受け取る(2階にある専用コーナー)⇒終了 ※kurkarte(ドイツ語)=cure card(英語)=診察券(日本語)としました。 初日のようなメディカルチェックも何もありません。 いきなりレンタルのバスローブを受け取って、確認と説明を受けて入坑。 通い慣れた近所の銭湯に行くようなものです。 と、見栄を張る。 ●確認と説明を受ける(1階のミーティングルーム) 初日同様、ラドン浴の前に、ハイルシュトレンのスタッフ(医師か?)による確認と説明です。 相変わらず、ドイツ語で、意味不明。 判りません。 で、初日と同じく、名前を呼ばれたら、「アイン」と応えるつもり、しかし、聞くところによると、自己責任で自分の行きたい所を申告すればよい。 なるほど、さすが西洋流と納得。 2日目も名前は呼ばれんだろうだろうと高を括っていると、呼ばれました。 すかさず、「アイン ア」と宣言。 ハイルシュトレン スタッフからのお応えは、「二ヒット(No)」。 自己申告ならばということで、「アイン ア」と言ったのは、「アイン」のステーションⅠとは別にⅠaという場所があり、ステーションⅠとステーションⅠaの違いに興味があったことと、2日も続けて同じ場所でラドン浴などはバカらしい。 と不遜な考えを持ったこと。 せっかくオーストリアまで来たので、色々と経験して、日本の皆様にお伝えしたいと、謙虚に建前論。 呆気なく、ハイルシュトレン スタッフから拒否されたので、力なく「アイン」と再返答。 日本に着いてから、事前の確認と説明は、おそらく、それぞれのステーション毎のベッド数と入浴者数のバランスをとるためと、メディカル的な理由だろうと確信もなく納得してしまいました。 これも、次回までの宿題。 ※2日目の他の項目は、初日の項目と重複いたしますので、初日を参照願います。 |
 ハイルシュトーレンの建屋の外にある看板 ドイツ語、英語、イタリア語、スペイン語のパンフレットもあります。 日本語のパンフレットは、建屋内の受付に白黒コピー版のみあります。 国威発揚、来たれ日本人。  ラドン坑道から出て、2階の休憩室の窓から見えるヨーロッパアルプスの山々 毛布に包まりながら、夢心地で見ていて飽きません。  まさか と思いましたが計測。 ハイルシュトレンの建屋の前の駐車場の端にある岩石 1.98μSv/h 2-3トンはある岩石でした。 日本に引きずって帰れば・・・。 |
流石の三朝温泉、増富ラジウム温泉、玉川温泉も、霞んでしまう高濃度ラドンの洗礼。 線量比較だけで、「ラドン」というのも正確ではありませんが。 バドガスタインのホテルをパックグランド値とすると、ハイルシュトレン坑道浴後の私服の12.21μSv/hは、76.3倍の線量率で、日本のラドン温泉では有り得ません。 三朝温泉で、調査したときは、バックグランド値:0.13μSvで、源泉掛け流しの自噴ラドン浴槽で0.5μSv/hでしたから、いかにハイルシュトレンが線量が高いかご理解頂けると思います。 だから、ラドン治療坑道への入坑は、2日ら1回。 1回、トロッコでの移動を含めて、約1時間なのか。 ●何の関連も無い雑記 「KONBUCHA」と表記した飲み物が、ガスタイナー・ハイルシュトレン付属の軽食専門のレストランにありました。 「昆布茶」とは洒落た飲み物が? と、飲んでみると「昆布」のコの字にも似ていない味。 これは帰国してから、「紅茶キノコ」と判明。 第二次世界大戦の東部戦線に出兵したドイツ兵が、ロシアから「紅茶キノコ」の菌種を持ち帰って、のちにヨーロッパ全土に広がったそうです。 日本でも、1970年台にブームになりましたが、現在 日本国内では、そのような製品は見かけません。 |
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