セラミックボールのメンテナンスは・・
セラミックボールのメンテナンスは・・・ |
■セラミックボールのメンテナンスについて それぞれのセラミックボールの商品ページに記載しているメンテナンス事項に、追加情報を付加しました。 セラミックボールのメンテナンスについて、まとめて記載いたします。 セラミックボールを浴槽で使用するという前提条件で記述します。 セラミックボールをお風呂で使用した場合、衛生面を考慮するのが第一です。 各セラミックボールの特徴的なメンテナンス方法が商品ページ明記されている場合があります。 そのときは、商品ページのメンテナンス方法を優先してください。 ●セラミックボール メンテナンスの共通方法 全てのセラミックボールのメンテナンスで共通するメンテナンス方法は、煮沸です。 煮沸は海抜0mで温度が100℃になる沸騰した状態で最低5分間お願いします。 5分間以上の煮沸で全ての有機物は死滅します。 温浴器の浴槽に置ける主敵はレジオネラ属菌です。 煮沸に使用する水は蛇口から出たて水道水です。 煮沸に使う鍋はセラミックボール専用品としてご用意ください。 100円均一ショップで販売されている鍋で十分です。 また、もう1つの煮沸の利点は、多孔質セラミックボールの場合に中に詰まっている老廃物などを外に排出させます。 多孔質セラミックボールをお買い上げになって最初に煮沸する場合は、上記記載に加えてセラミックボールの中の超微細な粉を排出させます。 |
●硬く焼しめられたセラミックボールの特記事項 非常に硬く焼しめられたセラミックボールで、かつ、セラミックボール自体から無機物が何も溶出しないものは例外として、食器用中性洗剤で洗浄していただいても結構です。 具体的名は、 ラジウムセラミックボール ラジウムセラミックボールRE45 遠赤外線セラミックボール6.2 遠赤外線セラミックボール8.0 磁器セラミックボール 各サイズ 以上です。 |
●銀イオンセラミックボールの特記事項 唯一の例外は銀イオンセラミックボールで、「メンテナンスフリー」と言うと良く聞こえます。 煮沸により銀イオンセラミックボールの機能が低下する恐れがあるので、煮沸させずに簡単に水洗いで済ませてください。 機能性が落ちたと感じた時が交換時期です。 銀イオンセラミックボールは草津温泉の時間湯ぐらいの温度には十分耐えられますので、温浴用にはお使いいただいても問題ありません。 ただ、沸騰温度になると機能性が低下する恐れがあります。 他のセラミックボールや鉱石と一緒にネット袋などに入れている場合は、一々他の分けてからメンテナンスするのは面倒なので、銀イオンセラミックボールも一緒に煮沸して差し支えありません。 |
●セラミックボールがヌルヌルになったら洗浄は間違い セラミックボールがヌルヌルになる原因の1つに、バイオフィルムがあります。 バイオフィルムとは、水中の微生物で幕状になったものです。 水中の微生物など、我が家の浴槽では飼っておらんぞ。 と憤慨される方がいらっしゃいますが、入浴するあなた自身が、水中の微生物を浴槽にまき散らしているのです。 バイオフィルムが形成されるまで、放置されるヒトは多分いらっしゃらないと思います。 と信じています。 通常は、浴槽にバイオフィルムは出来ません。 よほど、洗浄せずに放置して使い続けた場合などにバイオフィルムができます。 バイオフィルムが形成されて何が問題かというと、レジオネラ菌の爆発的な繁殖の温床となるのが、このバイオフイルムです。 いわば、バイオフイルムはレジオネラ菌のゆりかご。 なので、レジオネラ菌にゆりかごを作ってはいけません。 だから、セラミックボールがヌルヌルに成る前にメンテナンスをお願いいたします。 ●天日で乾燥はセラミックボールにとって意味なし 天日で乾燥は、煮沸した後では意味がありません。 天日で消毒という発想なのですが、消毒対象物の天日が当たっている箇所だけが可視光線に含まれる紫外線によって消毒されるだけで、天日の当っていない影になっているセラミックボールには意味がありません。 消毒対象物の天日の当っていないところは、消毒されていないのでゴロゴロと豚の丸焼きのように廻さなければなりません。 紫外線による殺菌は、理髪店で使用済みの用具を白い箱に入れて、中は青紫の光が光っています。 あれが、紫外線による消毒。 対して、暗い冷所で乾燥。 影干というメンテナンス方法は、天日で乾燥されるとセラミックボール表面にクラックができるおそれのある柔らかいセラミックボールに有効です。 ただし、暗い冷所で乾燥はセラミックボールを長期保存するときぐらいしか意味がありません。 いずれにしても、消毒という目的が煮沸という手段で完結しているので、重ねて天日干しの意味がありません。 |
天日で乾燥はセラミックボールにとって意味なしですが・・・ |
この上のセラミックボールと鉱石の写真は、天日干しというより乾燥が目的で天日干ししています。 |
この上の写真は、京都市にある北野天満宮の梅の天日干しです。 この梅の天日干しには意味があるので、梅の天日干しはやらなければなりません。 |